2009年11月24日

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

第24頁のさが美酒物語は、小城市三日月町の『おるごーる』さんで開催しましたface02

お店は県道48号線、久保田駅から北へ500mのところにありますicon17

今回のナビゲーターは、小柳酒造の小柳社長ですicon14
創業は江戸時代文化年間です。

主要酒造レンガ煙突等14件が「国登録有形文化財」及び「佐賀県遺産」に指定されています。

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


本日の出品酒リストです。
左から、
1、高砂新酒にごり酒
2、特別純米酒高砂金漿
3、大吟醸高砂金漿
4、特別本醸造酒高砂
5、高砂蔵出し原酒

6、和らぎ水


さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


今日のセミナーは、日本酒について分かりやすくお話ししてくださいました。

その中のひとつ。

なぜ「日本酒で乾杯」なのか。

日本は古来より農業王国ですicon01
貴重なお米からお酒を造ったのでしょう。

八百万の神様に日本酒を供え、古来よりお神酒や料理をいただいていました。
これを「直会(なおらい)」といいます。

神様に供えたお酒(お神酒)や料理を頂くことで、神様との結びつきを強くすることや、
その御加護を頂くという意味合いもあったようです。
このような儀式に則った作法は「礼講」と呼ばれます。
つまり作法に則り、神酒をいただいたわけです。

こうした儀式に則らないことを「無礼講」と言います。
そうです。「礼講」が終わってから「無礼講」となるわけです。

なので、「無礼講」=「無礼なことが許されるわけではない」ことが、わかりますよねicon10
「ここからが無礼講」というように、「儀式のあとが無礼講」ということなのです。はい。

現在では、「乾杯の前の挨拶」が、「礼講」にあたるのかなぁ~と
思います。古式由来のスタイルからだんだんとお酒の飲み方が変わってきています。


ちなみに「料理」。
語源は、「料」は「米」と「斗」。
「理」は「ことわり」といいます。格式や礼儀にかなっていることを意味します。
料理とは、神事の際にいただく食事の事をいうのです。

奥が深いです。



さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


それでは、日本酒でカンパイ!face02

今回、乾杯の挨拶を頂いた、宮原さん(右)です。

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


本日のお料理です。

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


日本料理に合うのは、日本酒です。
お酒がグイグイすすみます~icon14

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


なんでも、疑問に思ったこと。
すぐに、蔵元さんに聞けます。
お酒の作り方だけでなく、「特定名称酒」のお話や、
「特級酒」「1級酒」「2級酒」のお話もしてくださいましたface01


さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)

さが美酒物語第24頁@おるごーる(小城市)


おるごーる
佐賀県小城市三日月町金田1154−1
電話 0952-72-7108‎


次回、「さが美酒物語」第25頁は、11月24日(火)佐賀市に登場! 「あけぼの」さんにお世話になります!
蔵元は、「東長」の造り手、瀬頭酒造がナビゲートします。


佐賀県酒造組合 
原産地呼称認定酒SP(sales promotion)事業部

TEL:0952-24-3202 FAX:0952-24-3204
e-mail: ninteishu@sagasake.or.jp
HP  http://www.sagasake.or.jp/sac/


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Posted by シゲルとみずえ at 11:44│Comments(0)さが美酒物語
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